1944年04月01日

守さ子守さ

守さ子守さ晝寢が大事
        ヨホヨウ
晩げ遲うまで門に立つ。
        ハリコヤ
スイタカ ジュウサイ。

なんぜこの子はなぜこに泣くか
        ヨホヨウ
乳が足らぬか親なしか。
        ハリコヤ
スイタカ ジュウサイ。

向ふ山をばちんばが通る
        ヨホヨウ
傘が見えたり隱れたり。
        ハリコヤ
スイタカ ジュウサイ。

*********************愛知県・守子唄(「子守」ではない。後ほど転記予定)





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七つや八つで

七(なゝ)つや八(や)つで 書信(ふみ)を書(か)く
愛(あい)らしや
書いたる 書信の上書(うはが)き。
 
西國巡禮 お茶あがれ
おらが殿(との)
けさ西國へ 立たれた。
 
めでたいものは 大根種(だいこだね)
花さいて
實りて俵 かさなる。
 
見あげて見れば 高社(たかやしろ)
見おろせば
飯山(いやま)の御殿 茅葺(かやぶ)き。
 
十七八の 寺詣り
お手に珠數
袂に戀の 玉草(たまづさ)。
 
宰取り差しは よい男
さしよせて
お宿がなくば お泊り。

*************************長野県・田植え唄



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搗いて干せ干せ

エ、搗いて干せ干せ
朝日に(ヨ)麥を ヨ
丹後但馬のべに麥を ヨ。
 
米を搗く時や二斗五升入れて
嫁も姑も小姑も。
        (囃子詞同前)
 
今宵米つき皆牝鶏か
時を知らぬか歌はぬか。

*************************和歌山県・米搗唄




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やんせやんせと

やんせやんせと漕ぐのはブリキ
ヨウホイ
引いて捕るのは ノウヤレ
鯛鰆 ヨウ
ア、シヤンコセイ
シヤンコセイ。
 
鹽飽七島、讃岐で八島(屋島)
阿波で十九島(徳島)二十五島。
        (囃子詞前同)
 
船は新造で物ア新木でも
押さにやのぼらぬこの瀬戸は。
 
鹽飽手繰り引ア大名の暮し
のぼり下りに嬶つれる
 
つゝじ椿は深山をてらす
鰯ア坂手の濱てらす。

*******************岡山県・船唄



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わしが思うても

わしが思うてもお前がならにや ヨウ
磯の鮑の片思ひ ヨウ
 
歌はうたへど心のなかは
二十九日の闇の空。
 
わしが山へ行きや茨がとめる
茨とめなや日が暮れる。
 
逢うて嬉しや別れのつらさ
逢うて別れがなけにやよい。
 
わしとお前は燒野のかづら
さきは切れても根が殘る。

*************************広島県・作業唄



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麦も搗けたし

麥も搗けたし寢頃も來たし
うちの親達ア ホントニ
      寢ろ寢ろと。
 
搗いてお手傳ひ搗く氣で來たら
搗かぬ氣なれば側にも寄るな。
     (囃子詞同前)
 
麥搗き止しなよ夜露が毒だ
弱い躯を持ちながら。
 
麥を搗くなら七から八から
三から四からは誰も搗く。

***********************福島県・麦搗唄



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我が世の春の

わが世の春の花さけば
われは乙女子、野にいでて
胸の緒琴やかき鳴らさん。
 
花に宿かる月姫の
袖のかをりもえらぬに
君うたひませ、琴柱たてん。

************************足立幽香里(藤井清水)作詞




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娘千人持っても

娘千人持つても中山邊にや遣るな
朝は目こする目こする町くだり
  ヨホヨウ
今夜の籾摺りどめ加勢せぬ者はヨ
胸にやよくよく世話がある。
  ナイ、サマジヨ。

*********************佐賀県・籾摺(もみすり)唄




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相馬節

ハア
辛抱しなされ一人ぢや出來ぬ
ナンダソラヨ
車も方輪ぢや
チヨイト 廻りやせぬ。
ナンダソラヨ。
 
相馬名物相馬燒茶碗
又の名物の野馬追ひ。

誰か來たよだね垣根の外に
啼いた鈴蟲音をとめた。

*********************福島県民謡



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お月ァちよろり出て

お月アちよろり出て
山の腰ヨ照らす
娘繻子の帯ア コリヤチヨイト
腰ヨ照らす。

*********************山梨県民謡



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裏のこせ路

裏の細路ヨ ノウチヤン
よく來てくれた
さぞや濡れつら、豆の葉に
サイコ ドンドン。
 
思ひ出したり、内ヨ案じたり
御覽この頃痩せたこと。

********************山梨県・盆踊唄



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摺臼挽くには

摺臼挽くには片手がいらぬ
姉さ乳でも握らせろ。
       シヨツト。
 
烏啼きでも知れそなものぢや
烏ア其の日の厄で啼く。
       シヨツト。

**********************長野県民謡



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さんさ押窓は

さんさ押窓は ハエ
吉三が寢間に
夏の夜でさよ
霜が降る。

********************宮崎県・田の草採り唄



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葵さんの御門

球摩で名所は葵さんの御門
  前は蓮池櫻花 ヨイヤサ

********************熊本県・祭礼の唄


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田の草採りに

(オウヤレヨ)
田の草採りに(コラ)頼まれて
行くも厭
行かぬも義理の(コラ)間の悪さ

(オウヤレヨ)
大川端で(コラ)葦ヨかれば
葦ァなびく
葦切ぁ啼いて(コラ)からまる。

**********************山梨県・田の草採り唄


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曇りゃ曇りゃんせよ

曇りや曇りやんせヨウ
がんがら山よ
どうせ篠井は ヨウ
見えやせぬ

わしと行かぬか朝草刈りに
草のない山七めぐり。
     (囃子詞同前)
 
障子あければ門前田中
なぜか篠井は山の
 
いくら通ても葉の山よ
色のつく木は更にない。
 
嫁にゆきたいあの山越えて
村にや黄金の米がなる。
 
草刈負けたら七ほら八ほら
それで負けたら鎌を研げ。

************************栃木県・草刈唄



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連枷(からざお)叩きすりゃ

ハア、連枷叩きすりや
お手にや豆ヨ七つ ヨウ
昨夜御殿にや寢て話す。
ハア、櫻三月
あやめは五月 ヨウ
咲いて歳う取る梅の花。
ハア、梅にや惚れても
櫻にや惚れな ヨウ
同じ花でも散り易い。
ハア、ドンドとかき込め
岩でも粉ンなる。

************************岡山県・麦搗唄


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遠島甚句

ハア
風が北東風(ハ、コリヤヤノヤ)
高帆に魔風
思ふ遠島に(ハ、ヨイトサ)
オヤサ 着きかねる
 
南風吹かせて船下らせて
もとの千石積ませたい
    (囃子詞同前)
 
沖の根の根の三丁根の鮑
及びなければ見て暮す。
 
名振船越岸淺けれど
なぜか鰯は色ふかい。
 
銚子川口磁石がたより
こゝの川口西だより。

***********************宮城県民謡


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ちゅうちゅうけ

ちゅうちゅうけ 饅頭食わしょ
(ナ、ナ、ナ、ナ、ドッコイ)
菜種の(コラ)実食わしゅ
やがて大根葉の
(コラ)実を食わしゅ
(ヨウ、ショガエ)

********************熊本県・地搗唄


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香春岳(かわらだけ)から

香春岳から見おろせば ヨウ
伊田の竪坑が真正面
六時下がりの様ちゃんが
ケイジ(Cage)にもたれて思案顔

一で竪箱 二で貯炭
三で三尺竪箱を
今度空車が入るまで
往来せぬように巻いておくれ

********************福岡県・炭鉱唄


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